アチューニ　その後 - アジトのネジロ

皆様はアチューニさんを覚えていらっしゃるでしょうか。

４月に、「アチューニが行く！」という彼自身の旅の思い出を綴った漫画を
送ってきてくれた、現在北海道在住のazito の友人であります。

詳しくは、コチラの記事をご参考下さい。

CAFE´azito は室内３テーブルとソファ席のみという小さなカフェなのですが
そのソファ席のテーブル下に、大作「アチューニが行く！」は置かれています。

ソファ席は、海を見ながらゆっくりまったりするには最高の席なのですが
お食事をするにはテーブルが少々低いため、座られる方はあまりいらっしゃいません。

しかし、このソファ席には素晴らしい特典があるのです。

それが、先程も述べました「アチューニが行く！」をじっくり読めるという点なのです。

ソファ席とアチューニ

「アチューニが行く！」をカフェに置いてから約４ヶ月。

ある傾向が見えてきました。

それは

アチューニに対して熱い興味を持ってくれる方のほとんどは３０〜４０代男性である。

今まで沢山の方が、作品を手にとってくれました。
しかし、全４０ページにも及ぶ大作のせいか、残念ながら
一部のみ読んで帰られてしまう方、パラパラ流し読みの方がほとんどでした。

そんな中、
脇目もふらず一気に読破してしまう方、
「次回の楽しみに」とあえて全部読まずアチューニのために何度か足を運んでくださる方、
そしてアチューニの素性について興味深く質問される方
そのほとんどが３０〜４０代男性なのです。

以前もお話しましたが
アチューニさんは、現在北海道の「おこっぺ」というところで酪農の仕事をしています。
そして、昼休みに肩にカーディガンを引っ掛け財布を片手にランチを買いに行くような
制服のベストスーツの似合うＯＬとの出会いを夢見ています。

そして、「アチューニが行く！」がＯＬの目に留まり
「なんて素敵な方」と思った彼女が北海道まで彼を探しに旅に出る･･･
というシチュエーションを期待して、日々牛の乳を搾っているのです。

それが、なぜか３０〜４０代男性に大ヒット。

思惑おおいに外れる。

このことを本人にメールで伝えました。
彼からは、こう返信が返ってきました。

「おかしい。若い娘が読者層のはずなのに。
未だひとりぼっちで、最近亀を飼おうかと悩んでいます。
愛も恋もこの街にはなさそうです。」

全国のベストスーツの似合うＯＬの皆さん。
彼を探してあげて下さい。

CAFE´azito

参加してます。アチューニに素敵な出会いを願って。ポチ。