ウサギ人間の真実 - アジトのネジロ

２日ぶりです皆様。

退かぬ　　媚びぬ　　かえりみぬ

でお馴染み、azito でございます。

誰よりも愛深きがゆえに、かえりみることを否定する私ではございますが
今回ばかりは皆様に深く陳謝せざるを得ません。

では、何を謝るのかというと、

あれは２日前の１８日（日）お昼のこと。

CAFE´azito は有り難いことにランチ予約の方で室内満席
デッキ席にもお客様がたくさんいらっしゃいました。

海風を楽しむ方、お友達通同士の会話を楽しむ方、雑誌を見ながらゆっくり過ごす方。
みなさま、それぞれの時間をお過ごしでした。

そこに。

突然、ウサギの耳の頭巾をかぶりサングラスをかけた不審人物が
扉を開け、脇目もふらず店内を直進し、キッチンに乱入。

ヤフオクで落とした変な卑猥なエプロン

凍りつく店内。

想像を超えた出来事に為す術もなくボーッと見つめるだけの私azito 。

実は、この不審ウサギ人間。
私azito の親友こと長崎からやってきたレディー・ムーでございました。

今までもこのブログで、アチューニや、クロニエル女史など
少々変わった友人達を紹介してきましたが
決して表沙汰にはすまい、すまいと心に決めていたリーサル・ウェポン。
それが、彼女レディー・ムーなのです。

そもそもは、私azito が中国に留学していた際に知り合った以来の友人なのですが
彼女の伝説は枚挙にいとまがありません。
２．３軽くご紹介いたしますと

・中国でベロンベロンに酔っ払った彼女を担いで部屋まで帰った経験数知れず。
　　（ちなみに初めて一緒に飲んだときは、私の部屋でトマトを投げまくった。）

・　新宿の「三平」という焼き鳥屋で日本酒を飲みまくり、
　　バイトのミャンマー人に店の外に放り出され、マリオネットのように道に座り込んでいた。

・　今回かぶっていたウサギ頭巾は、以前ヤフオクで落札し
　　博多の駅構内をこれをかぶって走り抜けていた。（それを必死に追いかける私）

・　去年大阪に遊びに来たとき、飲み屋の兄ちゃんの「やる気スイッチ」を押しまくっていた。
　　（「やる気スイッチ」＝胸の２つのボタンのこと。）

・　その後、カラオケではなぜかジュリーばかりを歌っていた。
　　「カサブランカ・ダンディ」が心にしみた。

２．３と言いながら、書き出したらあっというまに５つになってしまいました。

上記の軽いエピソードはほとんどが酒がらみの話ではありますが
基本的に飲んでいても、飲んでいなくてもこんな感じです。
反面、非常にキレイ好きだったり、良く気がついたり、よく周りの悩み相談を受けたりと
とにかく、一言で言い尽くせない人物なのであります。

今回は、私に秘密のサプライズで店にやってくるという計画だったようなのですが
南海電車で乗り過ごす＆駅から道に迷うという予定外の事態により
開店前に着くはずが、よりにもよって一番忙しい時間に乱入と相成った訳です。

しかもどうやら入店前からウサギ頭巾でウロウロしていたようです。

その時間帯にお店にいらっしゃったお客様、かなり不審に思われたことと思います。
しかし有り難いことに皆様、どうやら「なかったこと」にして下さったようで
その後どなたからも「あれ、なんだったんですか？」というような疑問の声も聞かれず
皆様の大人な対応に感謝の言葉もありません。

ウチのウサギ人間が、お騒がせいたしました。

とりあえず店の２階に押し込められたレディー・ムーでしたが
その後、ほとぼりが冷めた頃にキッチンに降りることを許され
翌日の昼までしっかりと店を手伝ってくれました。

そして、長崎へと帰っていきました。
しかもなぜか、関空からではなく神戸空港から。

（店主でさえも）予測不可能なイベントが起こるCAFE´azito 。
たぶん、ウサギ人間はもう来ませんのでご安心を。
・・・たぶん。

映画ナウシカのエンディング風。

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