災い転じて
だから言わんこっちゃない。
以前も言いましたでしょアナタ。
パン作りは苦手だと。
新御堂筋で淀川から森ノ宮方面に行くのくらい苦手だと。
( 道が3つに分かれてる!え、どっち!?どっち!? あー通り過ぎてもた! )
なのに何故またパンを作る。
学習能力がないのかチミは。
ホームベーカリーを開けると、そこにはあるべきはずのパンはなく蒸し餅がありました。
イーストがダメだったのか
水温が低すぎたのか
それとも私がチケットを忘れたからなのか
原因はわかりませんが
そこには
高さ約5cmくらいの、もはやパンと呼ぶにはおこがましい
中身みっちみちの蒸し餅がありました。
腹が立つので捨ててやろうかとも思いましたが、
さすがにもったいないので再利用することにしました。
案としては
1: これは…餅だ!と思い込んで目を閉じて食べる。
2: ずっしり感を活かして、ペーパーウェイトにする。
3: ( 朝のラッパを )吹き終わったらあげる決まりなんだ、と言いながら鳩小屋のハトにあげる。
いずれの案にすべきか熟考した結果
オーソドックスにラスクにしました。
大学芋と並んで「 口の中ケガしそう食べ物 」の上位にランクインする
あの砂糖がかかったカリカリのやつです。
みっちみち感の真逆のカリカリ感を出すため
低温のオーブンでしばらく乾燥焼きし
バターを塗り砂糖をぶっかけ、焼き色をつけると
完成。
意外や意外。
あの餅だった物体はなんだったのか、最初からラスクになるべく生まれて来たのではないか
私はバラの定めに生まれた 気高く激しく生きろと生まれたのではないか
と「 前科 餅 」をなかったことにできそうなほどのラスクっぷりです。
惜しむらくは、天板いっぱいに出来上がってしまった、このハンパない量。
あきらかに糖分過多。
というわけで、これから数日、私の出かける先には必ず
手作りラスクと銘打ったものがお土産として持参されることになりそうです。
もらってくださった皆さん、おくちの中の怪我にはお気をつけを…
CAFE' azito
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