アジトのネジロ

大阪府岬町で海を目の前にカフェやってます

アンティーク風ペイントのコツ

今日は壁にはめこみ式の本棚に色を塗っていきます。


CAFE´azito の壁は漆喰( しかも自分で塗った )なので
統一感を出すために、白くペイントします。


ただ白く塗るのではなく使い古したシャビーな雰囲気を出したいので
アンティーク風な塗り方をご紹介しようと思います。



と、その前に。 この「 シャビー 」という言葉。
ジャンクガーデンや南仏風関連の雑誌や本などで最近よく聞く単語ですが
私は「 シャビー 」と聞くと真っ先にシャーベットのアイスを連想します。
加藤さん、坪内さんで、加藤さん。




ペイントの方法は、まず違う色を2回塗り、最後に角などを削って下地の色を少し見せる。
これでアンティークな雰囲気を出すことができます。



今回は下地にこげ茶を使いました。
例のごとくナフコの水性塗料です。


ここでコツ。
こげ茶のペンキの濃度は、あまりネチャネチャにしないで少し水を足し
木と木の隙間がしっかり染まるようにしておきます。


こげ茶のペンキが乾いたら、上から白いペンキを塗っていきます。



白いペンキは反対に水少なめの固めにしておきます。
塗っていると、木と木の隙間にペンキが入っていない部分が出てくると思いますが
そこはほっておきます。


白はハケ跡が残りやすいので、手首のスナップをきかせて下さい。
卓球のラケットの要領です。
ハケを乗せるとき、離すときはあくまで柔らかく、さりげなく。
そして、うまく塗れたら「 サー! 」と掛け声をかけるのもよいでしょう。



しっかりと乾かしたら、最後のステップ「 削る 」にうつります。
azito は充電式サンダーを使いましたが、気合をいれて「紙やすり」を使ってもOKです。



角や、棚板部分など、普段使っている際によく当たる部分を削っていきます。



削る前。



削った後。


木と木の隙間の塗り残しのこげ茶が、
とてもアンティーク風なのがおわかりいただけるでしょうか。


削るときのコツは、削りすぎないこと。
締めにゴハン1杯いこうかしら・・・程度の腹八分目でお願いします。
サラッとお茶漬けならいいという訳でもありません。




壁にはめ込んで、完成。



いかがでしょう。漆喰壁にとても合うアンティーク風本棚です。



では早速、お気に入りの本を並べることにします。




CAFE´azito



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