I'll be back
我が家のパラボラアンテナ。
ヤツが帰ってきました。
初冬に姿を消して以来、その姿を見たものは誰もいない。
小さな子猫を拾った晩に、子猫と一緒にトンズラよ
そう。ヤツとは。
マリのお客を取ったヨーコのことではなく
CAFE´azito の庭に生える雑草のこと。
季節も春に近づき気温も緩み、気持ちも緩んだところに
ふと気づけば、こんなところに。
よく見てみると花壇のあんなところにも、そんなところにも!
だれに断って生えてんだ。みかじめ料キリキリ払ってもらおうか。
そんな言葉を雑草に向けて発したところで
違う意味で電波を受信している人と思われかねないので、仕方なく抜くことにしました。
ただし、抜くにもコツがあります。
夏に越してきて以来、かつては雑草抜きに明け暮れ
わが人生、雑草抜きで終わってしまうのではないか。一片の悔いなし!いや悔いあり!
と葛藤を繰り返した私azito だからこそ編み出したその名も
ソフトタッチ法。
まず雑草に抜くことを気取られないように口笛でも吹きながらさりげなく近づき
今日も緑色がステキね、なんて声をかけながら根元をつかむ。
ここで焦ってチカラを入れて一気に引き抜くと、根が途中でちぎれる可能性大ですので
女性を口説くように、あくまでも優しくさりげなく紳士的に。
根元の土をほぐしながら、そっと上に引き上げる。
どうです!これがazito 流ソフトタッチ法!
このソフトタッチ法の一番の特徴は、
なんでもない普通の雑草抜きを、あたかもコツが必要かのように語るところにあります。
ちなみに相手が「 ブタクサ 」などの場合、
ソフトタッチ法は通用しないのでご注意ください。
ブタクサの場合、根元が「 大根!? 」と思われるほど強靭ですので
コレを抜く場合は
おじいさん
おばあさん
孫
いぬ
ねこ
ねずみ
が一斉に「 うんとこどっこいしょ 」という呪文を唱えなければなりません。
特に、いぬねこねずみが上記の呪文を唱えるのは至難の業ですので
事前の訓練が必要になります。
春はもうすぐそこです。
azito の人生、本当に雑草抜きで終わるのかと一抹の不安が拭いきれません。
CAFE´azito
参加してます。今日もまったくカフェと関係ないお話。よろしければ応援を。