遠くへ行きたい 〜日本海旅情編 その2〜
その1からの続きなのですが、
間に水餃子が入ってしまったため、何の話の続きなのか思い出していただくため
前回のあらすじをざっとお話しようと思います。
いじめられっ子だったazito さん。
今日も家業の釣り船屋のことをバカにされ「 ミミズくさい 」と難癖を付けられ
いじめられているところを、ロードワーク中の鷹村守に助けられます。
訪れたジムで、その華麗な姿・強さに魅せられボクシングを始めることとなります。
鴨川会長のはからいで、同い年の天才ボクサー宮田くんと
スパーすることになってしまったazito さん。
果たして初心者のazito さんは、彼との試合に勝つことができるのでしょうか。
詳しい内容は、1月8日の 記事 をご参照ください。
続きを知りたい方は、Amazonで「 はじめの一歩 」で検索してください。
さて、あらすじを頭に入れていただいたところで、
カニ満喫の旅、2日目です。
たらふく食べて、敷いてもらった布団ですぐに寝るという至福の翌日。
そのまま帰るのは何なので、ちょっとした観光でもと地図を見てみると
出た。
「 天の橋立 」
天の橋立といえば、卑猥な響き「 股のぞき 」。( ←卑猥とか言うたらあかん )
「 股を のぞく 」ではない。
「 股から のぞく 」のだ。
いや申し訳ない。
azito 人生、既に何度も股をのぞいちゃってるので
今回はのぞきはパスさせていただきます、部長。
( ↑ 上司との飲み帰りの誘いを断るかのように )
という訳で、少しだけ足を伸ばして行ってきました。
舟屋の街、伊根です。
天の橋立ほどメジャーではないですが、風情があって非常にいい所です。
NHKの連続テレビ小説や、釣りバカ、男はつらいよのロケ地にもなってるみたいです。
舟屋とは、舟が海からそのまま建物の1階に入ることのできる、
言うなれば舟のガレージです。
そんな建物が湾に沿ってぐるっと沢山建っています。
お正月だったので、たまたま消防の出初式にも遭遇。
そしてこれまた、たまたま観光協会に来ていた舟屋のおばあちゃんに
舟屋の中を案内していただくことになりました。
おばあは寺の帰りだったそうです。(ミニ情報1)
おばあの舟屋は江戸時代からある舟屋だそうで、
土台がコンクリートではなく石積みです。
中の造り。
昔はおばあも舟を入れるとき引っぱったそうです。( ミニ情報2 )
おじいが舟に乗り、おばあが引っぱるそうです。
その役割分担。 おばあの方が確実しんどい気がするんですが。
おばあの亡き旦那さんは選管をしていたそうで
座敷に賞状がいっぱいありました。( ミニ情報3 )
舟屋にはシブいながもちや
かっこ良すぎるのぼり
昔の道具
など、実際に生活で使っていた昔の品々が、おばあにより無造作に展示してあって
なかなか楽しめます。
結局1時間ほども色々とお話を聞かせてもらい
最終的になぜか自宅の座敷にまで上げてもらい
極めつけに、コアジトにスナックパンまでもらってしまうという
親戚んちに遊びに来たのかと錯覚してしまうほど良くしていただきました。
「 まあ大阪かえったら宣伝でもしといてください 」とおばあに言われたので
約束どおり宣伝させていただきます。
伊根に行ったなら!
江戸時代の舟屋、白数(しらす)のおばあを訪ねるべし
ちなみに舟屋見学して、みっちりお話聞けて、ひとり500円でした。
すぐ近くには、竹林から湧く水を使った造り酒屋さんもあったりするので
お土産にも良いと思います。
まだまだ蟹シーズン。
夕日ヶ浦や久美浜、京丹後など蟹ツアーのついでに、良かったら訪ねてみて下さい。
ちなみに夏には祭礼船が海を行くお祭りや花火なんかもあるみたいです。
おばあからのスナックパン賄賂により記事にしている訳ではありません。
本当にオススメの場所なので、興味ある方はぜひドウゾ!
CAFE´azito
参加してます。スナックパンうまいよね。チョコチップ入りうまいよね。