暴走カート
今年も、ワカメ取りのジイさんが活躍する季節になりました。
良いお天気です。
季節も少しずつ良くなってきたので
先日、一向に上手くならないゴルフのコースレッスンに行ってきました。
泉南カントリークラブです。
コーチと一緒にコースのいろんな場所で打ち方のレッスンをするのですが
いや、もう、笑えるくらいボールが飛ばんのです。
常に前方にゴロゴロゴローーー!!と転がる
高速ゲートボールのような打球を繰り返す私。
「前に進んだらいいんですよ!大丈夫!」
と、せつない励ましをしてくれるコーチ。
ええヤツやな。自分。 優しさが泣けるわ。
そして、なんとかレッスンが終わりクラブハウスへ帰ろうとした時のことです。
私のいたグループ(4人)には、ひとり爺ちゃんがいました。
その爺ちゃん、カートの運転を買って出てくれたのは良かったのですが
基本、オート運転( コースの順番どおりに勝手に動く)のみしか出来ないのです。
これを「運転」と言うのかどうかは別として
今、私達のいるのが2ホール目。
通常なら3コース目に移動するところなのですが、レッスンなので2ホール目で終了してクラブハウスに帰るのです。
オート運転のままだと、クラブハウスには帰れません。
爺ちゃんピンチ。
まず、手動運転への切り替え方がわからない。
キーを挿しているよくわからんレバーをガチャガチャしてみるも
少し動いては止まり、少し動いては止まり。
コーチの乗るカートはとっくの昔に姿は消え、薄暮のコースに取り残された私達4人。
とうとう、内2人が不安になったのか
「コーチを呼んでくる」
と一向に進まないカートから逃げ…いや、降りました。
取り残されたのは
レバーをガチャガチャする爺ちゃんと、コースの経験値ゼロの私の2人。
爺ちゃんは相変わらず、ガチャガチャとストップを繰り返しております。
仕方ない。
私もよくわからんが、爺ちゃんよりはマシだろう。
と、爺ちゃんにガチャガチャをやめさせ
「私がアクセルを踏むので、爺ちゃんはそっちのボタンを押してくれ」
と指示しました。
私と爺ちゃんの初めての共同作業
アクセルを踏むタイミングとボタンのタイミング、全く合わず。
カート急発進。
ビビる爺ちゃん。
慌ててブレーキを踏む私。
危なく爺ちゃんに
「泉南の暴走野郎」
という通り名が付いてしまうところでした。 ←他人事か。
こうして、なんとか手動運転に切り替え出来た私達は
コーチを呼びに行った2人になんとか追いつき、カートに乗ってください。と声をかけました。
2人はこう答えました。
「 いえ、歩くので大丈夫です。」
…
だよな!!
こうして、後半に山場を迎えた私のコースレッスン。
総括
「 乗るならば コーチのカートが なおよろし 」
ゴルフの上達と関係あらへん。
またレッスン頑張ります。
CAFE azito